こども青少年・教育委員会行政視察
2019年10月29日 沖縄県石垣市
児童虐待対策における地域連携について、石垣市役所と石垣市議会に参りました。
身体虐待や心理的虐待や性的虐待やネグレクトなどの児童虐待の早期発見に積極的に取り組まれておりました。
取組
1.石垣市内の学校訪問
2.児童虐待防止推進月間
3.配偶者からの暴力相談に係る会議
4.民生委員主催会議
5.石垣市教育委員会青少年センターの会議
毎年相談件数も減っており、地域連携をされておりました。今回勉強させて頂きましたことをしっかりと今後の活動につなげていきたいです。
2019年10月30日 沖縄県石垣市と那覇市
石垣市内にあります『#児童養護施設ならさ』に参りました。
保護者のない児童、虐待されている児童など、環境上養護を要する児童を入所させて養護し、合わせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行っている『児童養護施設ならさ』の取組について、理事長の #翁長克子 さんお話を聞かせて頂きました。「子どもは環境が大事。島の子は地元で育てる」と子育ての環境づくりに力を注いでこられました。
学研の営業で全国でもトップの売り上げをされた経験をお持ちで、保育園を開園されました。また『#児童養護施設』の設立を依頼されて、近隣住民の反対運動等で3度頓挫しましたが、4度目にしてようやく開所されました。
沖縄県の子供の貧困対策の現況について、沖縄県議会に参りました。
沖縄県における子供の取り巻く環境の厳しい実態をいくつかの指標を用いて検証されており、県民にアンケートを取ることや現場に足を運んで実態把握に努められており、2年前と比較して色々な面で改善もされており、県民からの意見や要望を聞くことの大切さを改めて再認識出来ました。また、
施設を退所されてからの取組にも積極的に取り組んで居られて大変勉強になりました。
今回の視察で学んだことを横浜の市政にも役立てたいと考えております。
2019年10月31日 宜野湾市
滞在先のホテルからも首里城の火災の煙が確認できました。また那覇市から宜野湾市に移動の時もバスの中から首里城の火災の煙が見えました。
沖縄県民の皆様には心よりお見舞い申し上げます。本当に残念です。一刻も早い復刻を祈っております。
本日は、はごろも学習センターに参りました。
教員の研修、教育研究、幼児児童生徒の健やかな成長に関する相談、支援、教育情報化に関する支援、教育情報機器の維持、管理に努め、宜野湾市における教育課題の解明と解決にあたっておられました。また市民の生涯学習施設としての利活用も促進されております。
ICT機器の利活用を通して『主体的・対話的で深い学び』の視点に立った授業改善を行われております。特にICT関連では、はごろも学習センターが大きな役割を担っていることがわかりました。予算的なことから機器調達やシステムの設計など、多くのことを対応されておりました。システムが公務用と授業用にわかれており、災害に強いハイブリッド方式でデータ保存されていて、センターサーバーと学校サーバーをうまく活用されていることも教えて頂きました。データのミラーリングは大変でしょうが、台風の影響でセンターサーバーにアクセスできないことを経験されての対応と伺いました。
生涯学習施設の場として、多目的ホール等を市民に提供されており、関係機関との連携やスクールカウンセラーを活用した教育相談の充実に努めておられます。
いずれも横浜市政に役立つように取り組んで参ります。