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Report活動報告

水道・交通常任委員会行政視察報告

3年ぶりに横浜市会の常任委員会行政視察が行われました。下記に報告をさせて頂きたいと思います。学んで来たことを横浜市をより良くするために役立てたいと思います。

 

視察月日:2022年8月2日~4日

 

仙台市議会(8月2日)
せんだい都市交通プランと仙台市地域交通計画に関してお話を聞かせて頂きました。
私からは市民の移動手段の確保や足を支える都市交通の在り方に関して、市民意見をどのように取り入れているのか確認をさせて頂きました。
利用する側の意見がより強く反映できるようにして行きたいと考えております。
またデジタル社会の早期実現に向けて交通分野での取り組みも聞かせて頂きました。バスの位置情報や乗客数状況や運行状況も確認出来る取り組みについても確認させて頂きました。
時間も無くなり終わってから交通環境の利便性を高めるミニバス導入についても確認させて頂き、横浜市へのより良く導入できるようにして行きたいと考えております。

 

浪江町役場(8月3日)
なみえ復興レポートと上下水道事業に係るアドバイザリー業務委託についてお話を伺いました
震災時人口は、21,542人
世帯数は、7,671世帯
面積は、223.14km2
東日本大震災の被害は、震度6強の揺れ
15mを超える津波で
6km2が浸水
全破壊家屋651戸
約1,000事業所が被災
死者182人
亡くなった方に謹んでお悔やみを申し上げます。改めて被災の大きさを再認識させて頂きました。
復興の歩みと復興の姿では、町内居住人口の推移では、
平成29年4月:193人
平成30年4月:729人
平成31年4月:1008人
令和2年4月:1375人
令和3年4月:1648人
令和4年5月:1878人で居住世帯1162世帯
と増えております。
そのような中で町民生活には欠かすことが出来ない上下水道事業に横浜市水道局と横浜ウォーターが連携をして、浪江町とアドバイザリー業務委託を行わせて頂き、一緒になって浪江町の上下水道事業を対応したと伺いました。
水道事業をの業務を整理どの事業から着手では無く、まずは現状を理解することから始まり、データと豊富な経験に基づく現実的な計画作りと企業活力を活かした実施へ配水計画や施設維持管理や公営企業会計などの賠償協議や財政シュミレーションや経済比較の業務も行って費用削減などにも貢献できて大変良かったと感じました。
続いて震災遺構浪江町請戸小学校に参りました。15.5mの津波浸水深さの場所を示された場所も確認し1階の教室内も確認させてもらいました。
改めて津波被害の恐ろしさを再認識することが出来ました。

いわき市議会(8月4日)

いわき版MaaS推進プロジェクトについて

MaaSとはMobility as a Serviceのことになり、Mobility as a Serviceは、複数の公共交通機関・移動手段の中から最適な組み合わせを即時に選び出し、一括して検索・予約・決済できる移動サービスのことになります。

MaaSが普及すると、鉄道、バス、飛行機、船舶など、多くの移動サービスをスマートフォンの単一のアプリで利用できるようになり大変勉強になりました。

特に注目すべきお話は、行政MaaSの中で山間地域等における行政サービスの利便性向上を図るために、遠隔相談機能等を搭載した車両を活用して出張行政サービス【お出かけ市役所】の実証を行ったことを伺いました。

マルチタスク車両の活用して、遠隔相談者機能搭載と地域イントラネット環境搭載し、

出張行政サービス
① 住民票、税証明等の発行
② マイナンバーカード新規発行申請
③ 各種相談業務
④ 模擬選挙
⑤ 総合防災訓練

行政サービスの利便性向上と行政のDX推進に向けて、横浜市での導入できないか検討して行きたいと考えております。