Loading...

Report活動報告

がん患者と家族に寄り添う医療制度へ

 

11月30日に妻の付き添いし神奈川県立がんセンターに一緒に来ました。

2020年11月2日からNAPOLI治療であります #オニバイドと #フルオラシル と #レボホリナートの新しい抗がん剤となり、2週間の間隔で11月度は3回目の治療となりました。

 

2016年6月17日に膵臓癌の #膵頭十二指腸切除術 し、途中4回の #急性膵炎 にもみまわれ、術後に半年間に渡り補助化学療法(TS-1)を服用しておりました。2019年1月に再発と転移が見つかり抗がん剤治療を続けております。

2020年2月までは、 #フォルフィリノックス(#FOLFIRINOX)療法:5-FU・ #イリノテカン ・ #オキサリプラチン の3種類の抗がん剤に、5-FUの増強剤であるレボホリナートを加えた多剤併用の治療法を14回続けておりました。

2020年3月から #ジェムザール(#ゲムシタビン)と #アブラキサン(#ナブパクリタキセル)の抗がん剤に変更になり9回治療しておりました。

2020年11月2日からNAPOLI治療であります #オニバイドと #フルオラシル と #レボホリナートの新しい抗がん剤となりました。上野誠先生の診察を受けております。

本日も感じましたが、治療の選択が少ないことや治療の場所も少ない等がん治療には多くの課題があると改めて感じました。同じ悩みを持つ方のためにも、がん検診の精度・受診率の向上や経済的負担の軽減など、全てのがん患者とその家族に寄り添う医療制度改革が必要だと実感しました。

 

2016年10月に急性膵炎で入院することになり、治療をして頂き、2週間程度で退院できたのですが、原因がなかなかわからずCTやMRI検査を受けておりました。

2017年1月に大学病院の紹介を受けて、より精密な検査をするため入退院を繰り返しておりましたが、最終的に膵臓がんと診断されたのは、たまたま視聴していたテレビをきっかけにセカンドオピニオンを受診して診断され、結果的に急性膵炎完治から9ケ月後となりました。こんなにも医療技術が進歩しているのに診断の難しさを実感しました。その後摘出手術を受け、再発や転移を防ぐために抗がん剤6ケ月完了した後、3ケ月に一度定期検査を受けておりました。しかしながら、2018年12月に膵臓の再発と肺への転移が見つかり抗がん剤治療を続けております。

 

がん対策では、経済的負担の軽減や療養生活におけるQOL向上の推進などにより、すべてのがん患者及びその家族の負担を軽減することが必要です。そのために、がんに関する医療技術の更なる発展を支援することが重要と考えます。

 

がん検診と新たな治療法等の研究開発を行政の支援で促進することにより、あらゆるがんの治療が可能になることが強く望まれます。

 

医療の進歩によりがんは不治の病から、早期発見すれば完治する病気となってきました。

がんの早期発見は、患者の健康を保つことはもちろん、行政の医療費負担軽減にもつながります。

行政としても、がんの早期発見に対する取り組みを更に進めていくべきと考えます

現在、八王子市や広島県とその県内6市が、官民一体となったSIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)という取り組みを行っています。

これは、がん検診の受診を促すために、行政ががん検診促進の事業を民間企業に委託し、その企業が銀行や投資家から資金提供を募り、事業を実施するというものです。

行政から企業へは、実施後の成果に応じ報酬を含めた事業費を支払い、企業から投資元へは成果に応じた配当を払うシステムとなっています。

これを導入したことにより、八王子市では大腸がん検診の受診者数の増加につながったと聞いております。

横浜市でも同様にがん検診受診率が更に上がってくると考えております。

 

最後の写真は静岡県立静岡がんセンターで定期検診を受けている様子の写真です。静岡がんセンターの上坂克彦先生に膵頭十二指腸切除術を対応頂きました